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日々のできごと
2.172018
雪だるま
先日、九州北部も大雪に見舞われ平地でも積雪を記録しました。
わたしは雪が少しでも積もると雪だるまを作ります。
幼い頃は、友達数人でとにかく大きい雪だるまを作ろう、隣のクラスの雪だるまより大きい雪だるまを作ろうと、土が混じって黒ずんでいようが、デコボコで形がいびつでかっこよくなくても、ただ大きさにこだわり、頭がすっごく重く数人で胴体にやっと乗せて、石や小枝、その辺に落ちている小物で力強い顔を作ったときの達成感は今でも覚えています。当時も「さっぽろ雪まつり」では、大きなお城や龍、アニメキャラクターなどが本物をしのぐ迫力で展示されていて、それをテレビで見ては「プロには負けた」となぜか威張っていました。
最近、海外の影響で3段重ねのスノーマンを見かけるようになり、Twitterにはパンダ、猫、映画のキャラクター、トイレの便器など、さまざまな雪のオブジェが投稿されていて、芸術的作品を見つけては見入ってしまいます。
大人になってここ数年作る雪だるまは、大きくても高さが30㎝くらいの小ぶりのだるまです。やはり二段重ねの安定感ある雪だるまになります。形は幼いときの癖がとれず、いびつでデコボコの素朴な雪だるまになってしまいます。おしゃれな雪だるまは、美容室やケーキ屋の店先などに招き猫みたいにほほえんでたたずんでいるので、インスタ映えしそうな雪だるまはそちらに任せることにして、わたしは、これからも雪が降るたびに早起きして「(手が)冷て〜」とつぶやきながら、素朴な雪だるまを作っていくのかな。
◆K.Kawano